「マインドフルネス婚活・プログラム」の要点をご説明いたします。
「心が折れる」ことを防止する
- 「心が折れる」原因は、「出来事そのもの」ではなく、「出来事に反応して半ば無意識的に心に生起する”心を折ってしまう考え方やイメージ”」と考えられます。
- 認知行動療法を創始したアーロン・T・ベックの「認知モデル」では、「出来事に反応して半ば無意識的に心に生起する”心を折ってしまう考え方やイメージ」を「非機能的な自動思考」と名付けています。
- 「非機能的な自動思考」は、心、身体、行動へ影響を与え、行動への意欲を減退させます。
- マインドフルネスにより身体、感覚、心への感受性(観察力)を高めることで、「非機能的な自動思考」が生起したことを感知することができます。
- 「非機能的な自動思考」が生起したことを感知することができれば、「非機能的な自動思考」を除去、もしくは「機能的なもの=現実的で、心を折ることのないもの」に修正することが出来ます。
- 「非機能的な自動思考」を除去もしくは修正することが出来れば、「心、身体、行動へ影響を与え、行動への意欲を減退させ」ることが改善され、「活動が促進」されるでしょう。
「心をキレイに」「好感を創出」する
- 瞑想により、自分を大切にする気持ち(自分を大切にしてよいという気持ちを含みます)を高めます。
- 高めた「自分を大切にする気持ち」をまずは、親しいひと(家族が良いでしょう)へ向ける訓練をします。
- 次に範囲を広げて「周囲の人」へ「自分を大切にする気持ち」を向け、さらに「私が嫌いな人」「私を嫌いな人」にも「自分を大切にする気持ち」を向けます。
- 「私が嫌いな人」「私を嫌いな人」に向けるのは、「過剰に反応しない」=「心の負担とならない」ようにするためです。
- 並行して行う「身体、感覚、心を観る」瞑想と合わせて、心を「楽」にすることで、「心をキレイに」し、「好感を創出」することを目指します。